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新型コロナ・インフル同時流行対策

新型コロナウイルス感染症が蔓延して3年が経過します。

過去2シーズンはインフルエンザの流行は見られませんでしたが、令和4年シーズンは第50週(12月12日~12月18日)

に福岡市の定点医療期間の報告数が1.00を超え、流行入りしました。

症状は似通っており、診察所見からも見分けがつかず検査を要します。

先日、同時測定キットの一般販売が解禁されましたが、小児では両者とも熱性けいれんや中耳炎などの合併リスクが他の感染症

と比較して高く、厚労省が示したタスクフォースでも小学生以下は受診が基本になります。

オミクロン株以降、新型コロナ感染症の重症化率、致死率は低下し、インフルエンザとほぼ同等又はそれ以下になっているとの

報告もあります。以下は静岡県が出したデータになります。

小児に限定したものではないので解釈に注意を要します。ただし、一定確率で重症化される方もいるため、ワクチン接種も含めた

感染予防が重要ではないでしょうか。

当院では濃厚接触者以外の方にはコロナインフル同時測定キットでの検査を基本としています。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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