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RSウイルスが低年齢のお子さんの中で流行しています。鼻水と咳が2~3日続いた後に、急にゼイゼイして呼吸が苦しそうになったり、哺乳ができなくなったりします。症状は5~7日でピークを越えますが、鼻水や咳がおさまるには2~3週間かかります。1歳未満の赤ちゃんがかかると症状が重くなる傾向があります。
(1)治療について
RSウイルスには特効薬がありません。対症療法といって症状を和らげる治療が中心になります。鼻吸いや吸入をすると呼吸が楽になります。お子さんがきつそうなときは鼻吸いや吸入だけでもお気軽にご来院ください。
(2)ご家庭でできること
・鼻づまりで苦しそうにしているときは、鼻水を吸い
取ってみましょう。鼻づまりが改善すると呼吸も楽になり、哺乳もできるようになります。
・母乳やミルクを飲みにくそうにしているときは、1回量を少なくして、何回かに分けてあげてみてください。
・部屋が乾燥しないように加湿しましょう。
(3)こんな状態は要注意です(すぐに再診して頂いた方がよいです)
・胸やお腹をぺこぺこさせて息をしているとき
・母乳やミルクの飲みが悪く、おしっこが少ないとき
参照:日本外来小児科学会HP