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福岡でも第6波はピークアウトした印象ですが、まだまだ油断できません。
感染者の中心が、10歳未満の小児になっており家庭内感染、集団生活先でのクラスターに繋がっています。
そんな中、スギ花粉の飛散量も来週がピークを迎えます。
下の表にあるように、正午と夕方の時間帯が特に飛散量が多いようです。
新型コロナウイルス感染症、とくにオミクロン株では症状が軽微なこともあり、花粉症との鑑別に苦慮することがしばしばです。
症状の違いは以下のようになります。
➀ 発熱の有無
オミクロン株では約70%以上の方に37.5度以上の発熱を認めます。一方で花粉症で発熱をきたすことは稀です。
② 喉の痛みの違い
オミクロン株では半数の方に喉の痛みを伴います。花粉症は痛みよりは「かゆみ」や「いがいが」になります。
③ 鼻水の違い
感染症での鼻水の場合「水っぽい鼻水か濃い黄色に分泌物を伴う鼻水」が特徴ですが、花粉症の場合は「サラサラした薄い鼻水が止めどなく流れる」のが特徴になります。
④ 目のかゆみ
新型コロナウイルス感染症では稀です。
上記症状の違いと周囲の流行状況を踏まえて判断することになります。気になる症状を認めるときはお気軽にご相談下さい。