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日本でも国外の接種経験等をもとに、5月31日に12歳以上の小児へのワクチン接種が承認され、6月1日から適応になりました。日本小児科学会では、子どもへのワクチン接種に関して以下のような考え方を示されています。
・12歳以上の健康なこどもへのワクチン接種は意義がある(予防効果が高い)。
・先行している成人への接種状況を踏まえて慎重に行うのが望ましい。
・接種にあたってメリット・デメリットを本人と養育者が理解していること。
・接種前後におけるきめ細やかな対応が前提で、集団より個別接種が望ましい。
・副反応の発生頻度は高齢者と比較して高い(接種部位の痛み約90%、2回目接
種時の37.5度以上の発熱頻度は約50% )。
子どもの新型コロナウイルス感染者の多くは軽症ですが、まれに重症化することもあります。またリスクが高い基礎疾患のあるか方や高齢者に感染を広げないよう、ワクチン接種を行うことは意義のあることと考えられます。
参考資料:日本小児科学会HP