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４月から５月にかけて長期にわたり休診し、かかりつけの患者様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

昨年の人間ドックで「僧帽弁逸脱症、僧帽弁閉鎖不全症」がわかり、根治的手術を受けました。無症状で元気だったので、病気を知った時は驚きました。すでに心臓に負担がかかり始めている状態で手術を勧められましたが、生来健康で手術経験もなくクリニックのことを考えると手術を受けるか悩みました。最終的には私の３人のこどももまだ幼なく、今後長く健康に診療を続けるために、将来を見越した前向きな手術を選択しました。幸い近隣の白十字病院に弁膜症のスペシャリストの先生方がおられ、治療をお願いしました。
白十字病院での入院期間は、様々な医療関係者の方々に支えて頂きました。当院に通院してくださっているお子様のお父様お母様方が多く勤務されており、普段とは逆の立場で私の治療に関わってくださりました。術後の清拭から創部ケア、点滴更新など昼夜を問わず対応してくださり感謝しております。術後経過もよく、現在は創部の痛み無く術前に近い状態まで体力は回復しています。

今後は体調管理をしながら、患者様が通いやすいクリニックを長く続けていくことが自分に課せられたミッションだと考えています。

最後に治療に携わってくださった白十字病院のスタッフの方々、休診前後にあたたかいお声掛けをくださった患者様と保護者様、治療中支えてくれたクリニックスタッフと私の家族に御礼申し上げます。

寺西英人