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暑い日が続きますね。40℃を超える地域もあり、今年は酷暑の様相を呈しています。
熱中症で搬送されるニュースを目にする機会が増えてきました。
高齢者が多いですが、こどももかかりやすく、低年齢ほど症状をうまく言えないことがあるので注意が必要です。
こどもの熱中症の特徴ですが、体温が上がりやすく脱水になりやすい傾向があります。
乳幼児は保護者が見守っているコトが多いので重症化は少ないのですが、思春期以降は注意が必要です。
多くはスポーツ時で、屋外スポーツが多いのですが、屋内競技でも締め切った体育館では室温が上がりやすく油断はできません。
熱中症の予防法、症状と重症度、応急処置について以下にまとめます。
熱中症の予防
①体調コントロール
・十分な睡眠 ・食事をしっかりとる
②暑さに慣れさせる
・日頃から適度に外遊びをして身体を暑さになれさせることも大切です
③十分な水分と電解質補給
熱中症の症状と重症度
①軽症:発汗あり、体温は平熱、意識障害なし
・めまい・たちくらみ・筋肉痛・手足のしびれ・気分不快感
②中等症:発汗あり、体温は40度未満、意識障害なし
・頭痛・吐き気・嘔吐・だるさ・疲れ
③重度:発汗停止、異常な高体温、意識障害あり
・呼びかけへの反応がおかしい・けいれん・まっすぐ歩けない・肝臓や腎臓の障害など
熱中症の応急処置
1,涼しい場所に移動し、仰向けに寝かせる
2,身体冷却
3,水分摂取
*重度の場合は入院治療が必要になるので救急要請を要します。
軽症や中等症の場合、胃腸炎と症状が似ています。夏場はエンテロウイルスなどの流行もあるため胃腸炎も多く、
熱中症との見分けに苦慮することも多いです。気になる症状がある場合は、いつでもご相談ください。
参考資料
朝日学生新聞社HPより抜粋
教えて!ドクターHPより抜粋